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ホント厄介…暑い日のブレーカー落ち(~o~)

どーも! バッシーですd(^-^)

最近、太陽さんの方がちょっと元気ありません…

作業をするには涼しくて良いのですが、

発電事業者としては、もう少しがんばってもらいたいところ(^-^;

銀行への返済が滞らないよう

資材置き場に置きっぱなしだった鉄くずを売りに行きました(^^ゞ

鉄の単価もここ最近、落ち着いてきた感じですね~

とは言ってもまだ高値維持ってところ。

高温によるブレーカー落ち

最近、自分の周辺では、

相変わらずケーブル盗難の話を聞きます…

先日、仲間のりゅうぱぱくんもやられたそうです(-.-)

自分の発電所もここの隣地にあるので、

他人事ではありません(p_-)

もちろん資源高の影響もあるかもですが、

高くなる前からあるので、

今後市場がどう動いても盗難は無くならないんでしょうね(▼▼)

そしてももう一つ、

今年はブレーカー落ちの話をよく聞きます。

今まで落ちなかったのに、

今年は落ちたと言う話…

まっ、今年は記録的な早さで梅雨明けし、

各地で気温の高い日が続きましたからね。

中にはブレーカーの経年劣化で壊れたのでしょうか!?

と思われている方もいらっしゃいます。

確かにその可能性もあるのですが、

多くの場合が、ブレーカーの温度特性の影響によってトリップしているのでは(・ω・)ノ

ブレーカーの温度特性

ブレーカーの温度特性については、

メーカーや個体によって変わってきたり、

細かい話をしても眠くなっちゃうかと思うので

本当にざっくり説明させて頂きます(^^)/

「暑い日はブレーカーは落ちやすくなる!」

って、ざっくり過ぎですね(^^ゞ

もう少し説明させて頂くと、、、

ブレーカーは、周囲温度40℃を基本としています。

40℃以下の場合に定額電流の90%以下使用できるとされています。

そして40℃超50℃以下の場合 → 80%以下、

50℃超60℃以下の場合 → 70%以下

300Aのブレーカーの場合、

40℃以下 → 270A

40℃超50℃以下 → 240A

50℃超60℃以下 → 210A

となります。

単相の低圧(49.5kW)発電所の場合、

49,500W ÷ 200V = 247.5A

これがピーク電流。

10%の定額電流との幅があったり、個体差もあるので、

“40℃超50℃以下 → 240A”でも落ちないことはありますが。

※いろいろ数値が出ていますが、ざっくりですので参考までに!

通気口のススメ!

とは言え、ブレーカー交換と言うと

かなり大掛かりなことになります…

以前、自分も暑さによるブレーカー落ちで悩まされたことがあります。

もう7年も前のことでかなり昔の話ですが(^-^;

ここは集電箱が日向にさらされており、

かなり環境的にも最悪(^_^;)

過去記事:ブレーカートリップ、恒久&暫定処置♪

元々のブレーカーは250Aだったので、

300Aに取り換えてもらっています。

パネルを55kW → 82kWに増設したので、

それでも設計上ギリギリと言うことで

通気口(ガラリ)を取り付けてもらいました。

その通気口が良かったのか、

この後、一度もブレーカー落ちはしていません。

集電箱の位置は日向のままですが(^^ゞ

ブレーカー交換に比べ、

電気系もいじらず安価で施工できますので、

まずはこの通気口の設置をオススメします。

-----

これから先も長い発電事業!

どんな暑さにも負けずに発電して行きましょう!!

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